ようやく、私たち夫婦の長年の夢であったマイホームの購入にたどり着くことができました。ここまで来るには、紆余曲折がありましたが今となっては無事にマイホームを購入できたことに対して満足しています。
夫婦と言っても、マイホーム購入に関しては若干の温度差があったのも事実です。どちらかといえば、私の方が主人よりも前のめりになっていたのではないでしょうか。日頃からネット検索などでさまざまな注文住宅に関する情報を集めていました。そんな私が特にこだわったのが、和モダンです。
日本の古き良き伝統や文化、慣習など日本らしさを取り入れながらも、現代のトレンドや流行りを意識するということです。私のこだわりぶりには工務店の担当者も、困っているように見受けられました。わかりやすくいえば、凹凸や立体感を意識したデザインといえるのではないでしょうか。旅先で目の当たりにした「寺社仏閣の佇まいをマイホームのデザインとして活かしたい」という気持ちが強くあったのは事実です。
また、「とにかく、ウィステリアにこだわりたい」という主人の思いも取り入れました。不思議なことに、主人と特別に意見のすり合わせ等をしたわけではありませんが、主人も和のテイストを望んでいる様子でした。石や樹木、植物などをふんだんに庭に置きたいという希望を持っていました。私たち夫婦が揃って気に入ったのが、木調ルーバー手摺りです。実は、当初は設計するつもりはなかったのですが、手掛けてくれた設計士の薦めもあり、取り入れることにしたのです。木調ルーバー手摺りがあることで、雰囲気が一気に良くなるのでビックリしました。加えて、植栽も計画性を持って臨むことにしています。季節毎に植える草木を変えて楽しんでいます。確かに水やりなどは大変ですが、大変な分だけ後が楽しみです。いつかは「佐助の杜」にしてみたいという憧れの思いもありますので、今から色々と試していこうと思います。