家造りのために家族で話し合っておく事

家造りで失敗する例の中に、家族での話し合いが足りないというものがあります。
家というのは、1人で暮らすわけではありません。家族で暮らすからこそ、家なのです。家族全員が納得できるまで繰り返し話し合う事が大切です。

テーマを統一する

家族それぞれが理想の家を持っています。平屋が良かったり、天窓がある家が欲しかったりと様々です。
まずは、家族でどんな家がいいのかについてアイデアを出し合いましょう。そこから、全員が納得できるテーマを決めておくといいでしょう。

使う人の意見が優先

子供部屋を決める時に、子供の意見を無視してはいけません。親としては、子供に最適な空間を作ってあげたいと思うのでしょうが、子供には子供の世界観があります。また、キッチンや洗面所を主に使うのは女性です。女性の意見を聞かなくては、使いやすい空間は作れません。
部屋の間取りを決める時には、その部屋を主に使う人が中心になるようにしましょう。

別の話題をしない

家造りのための話し合いをしている最中に、ついつい脱線してしまうというケースもあります。旅行の話になったり、過去のケンカについて話題になったりします。ですが、これだといつまでたっても話が終わりませんし、口論に発展してしまう事もあります。
家造りの際には、家造りについてだけ話し合うようにしましょう。

第三者にも聞いてもらう

家族だけで会話をしていると、どうしても意見が合わずに平行線となってしまう事もあります。
第三者にも意見を聞く事が大切です。たとえば、友人や知人、親戚に意見を聞いて結論を出すといいでしょう。
場合によっては、ハウスメーカーの担当者に意見を聞いておくと更にいいでしょう。素人では見抜けなかったミスに気がつく事もありますし、欠点を防いでくれる事もあります。

家造りというのは、家族全員が納得しなくてはトラブルに発展してしまいます。大切なのは、どのような家だったら家族全員が暮らしやすいかを考える事です。