もうそろそろ住宅ローンが終わります。25年前、我が家を新築しました。もうそんな年月が経ったのが 嘘のようです。
父親が購入した建売住宅だった我が家は23年経過していました。結婚して子供は幼稚園の年長組。ある日、古く手狭になった家を新築する事を思い立ちました。
それは突然でした。近くの住宅展示場にモデルハウスを見に行きました。こんな我が家を建てたい。そう思いました。そして注文住宅でマイホーム作戦ははじまりました。
今日まで住宅ローンは本当にきつかったけれども、家を建てるという作業をしている時のワクワク感はまだ体のどこかに残っていて、しっかりと覚えています。本当に楽しかったです。
このほんの短い間のめくるめく経験のために住宅ローンを組んで家を新築したようなものです。建売など買っては駄目です。絶対にハウスメーカーと一緒になって新しい我が家を建てるべきです。この素晴らしい体験のために。何度も言いますが、その後の地獄のローン返済は続くとしてもです。
1週間の注文住宅でつくるわが家のプランを一生懸命に考えて、週末に営業さんにそのプランを見せて策を練ります。営業さんも私の希望を実現できるよう色々な提案をしてくれます。熱心さは私以上のものがありました。一生に一度です。わがまま言いました。
毎週毎週この作業を続けました。担当の営業さんも根気よく付き合ってくれました。三か月後自分のほぼ希望通りの新しい我が家の設計図が出来上がりました。
これから先はハウスメーカー任せで大丈夫でした。こちらの資金計画を話すと、一番相応しい住宅ローンを見つけて、提案してくれます。我が家の場合は公庫と県の低利の住宅ローンを見つけてくれてその組み合わせでした。
それにあとから頼んで、頭金を半分にしたいからと言う私たちの無謀な望みを叶えてくれて、労働金庫に第二抵当権での融資の取り付けてくれました。本当に何から何まで誠実に動いてくれました。
突然思い立った我が家の新築は一年半後大団円を迎え完成しました。本当に素晴らしく楽しい時間でした。
わたしの選択は間違いありませんでした。私は我が家を注文住宅で建てるのはよく吟味して選んだハウスメーカーが一番良いと思います。