住宅は、必ず複数の木材が組み合わさっています。その組み合わせ方を細かく確認してみると、問題無い住宅かどうかを見極められる事も多いのです。
ところで住宅業界には、専門用語もいくつかあります。「バリ」という用語も、その1つです。
バリは、入口部分の木材に対して使われる用語です。住宅の扉周辺には、必ず木材は設置されています。もちろん複数の木材が接合されている訳ですが、住宅によっては、たまにその接合が雑な事があります。
2つの木材が交差している箇所を細かく見てみると、住宅によってはササクレがあるのです。ササクレが無い住宅ならば、工事業者は丁寧に作業を行ってくれる傾向はあります。ササクレがある建物は、手抜き工事があり得るわけです。
どうすればササクレを確認できるかというと、注文住宅の見学会です。業者が作ってくれた建物の状況を、ある程度見れるのです。見学してみた結果、ササクレが無い住宅なら、基本的には無難な工事をしてくれると判断できます。ですから住宅を作るなら、一度は見学会に行ってみると良いでしょう。